カテゴリ:ジュエリー(本職)( 35 )

問い合わせにお答えして
以前に仕上げ直したYAMAHA製フルート 銀及び銀メッキの変色の直しです。仕上がったもの。
c0174330_924353.jpg


硫化されて黒く茶色くなっています。
c0174330_932325.jpg


薬品で綺麗にします。漬け込むわけではないので、フエルトなどには影響ありません。
c0174330_94419.jpg


実物は相当黒かったです。
c0174330_95430.jpg


左側が綺麗にしている最中。銀製ならばさほど心配いりませんがメッキだと研磨剤等であまり磨くと銀の層がなくなってしまいます。
c0174330_953331.jpg

この方ではありませんが、リッププレートの変形を直した事もあります。音楽の専門家ではありませんので、あくまで見た目のみですが、こういう仕事もやっています。楽しい仕事です。
お問い合わせください。chokita@tkd.att.ne.jp
iichi 工房きたむら 始めました!
c0174330_8361993.jpg
c0174330_8364898.jpg
製作中

c0174330_837201.jpg
出来上がりリングの裏

株式会社 博報堂が母体の 通販サイトiichi(いいち)への出店を始めました。
当工房では、貴金属宝飾品の受注製作がメインなのですが、販売商品も少しずつ造っていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
こちらが、主に30数年やってる お仕事です。
最近、”ハンコ屋さん””バイク屋さん”と言われるのですが、本業は、これです。
c0174330_177487.jpg

ブログ掲載用にピックアップしてあった写真です。
最近の客注一品物、リフォーム、修理、サイズ直し、仕上げ直し、などです。
時間が出来たら、制作工程を書きたいと思います。
c0174330_1773686.jpg
c0174330_178329.jpg
c0174330_1784124.jpg
c0174330_1791466.jpg
c0174330_1794482.jpg
c0174330_1710757.jpg
c0174330_17103028.jpg
c0174330_1710526.jpg
c0174330_1711154.jpg
c0174330_1711557.jpg
c0174330_17113883.jpg
c0174330_17121869.jpg
c0174330_17124346.jpg
c0174330_17131086.jpg
c0174330_17134196.jpg
c0174330_1714339.jpg
c0174330_171436100.jpg
c0174330_17145838.jpg
c0174330_1717723.jpg
c0174330_1718149.jpg
c0174330_17182428.jpg
c0174330_17184591.jpg
c0174330_17191329.jpg
ちゃんとやってるでしょう!



んーと   増えとります。
c0174330_1821825.jpg
c0174330_18213022.jpg

c0174330_22514373.jpg
制作工程NO.14  Pt900リング修理
問い合わせというか、話題にのぼった修理を一つ。有名メーカーさんのPt900の結婚指輪です。あまりにも薄過ぎて、すぐに形が変わってしまう。「造り直すのは、いやなので、このリングをとにかく丈夫にしてほしい。」とメーカーさんへ。  困った末、私の所へ。
プラチナは、軟らかいです! 一部特殊なハードプラチナと呼ばれるプラチナ合金が有りますが、一長一短ですね。

c0174330_22521436.jpg
しょうがないので、内側にPt900の薄板を巻きます。
c0174330_22532888.jpg
c0174330_22534336.jpg
高融点のロウでロウ付けします。
c0174330_2254238.jpg
小さくなった分、サイズ直しします。
c0174330_22542149.jpg
元々、側面はよれよれのデザインなので、それに合わせて削り込み仕上げます。
c0174330_22544234.jpg
c0174330_2255826.jpg
無事、丈夫になりました。この後、メーカーさん下請け工場にて、消えてしまったレーザーマーキング(刻印)を入れ直して、さらに仕上げをして出来上がり。
んー  結婚指輪は丈夫な方が良いですね。

写真は、一部加工してあります。


c0174330_2342134.jpg
修理の仕事も多いです。追々書きます。 お知らせしたい事も沢山ありますが、今日はここまで。
c0174330_21112741.jpg
制作工程NO.13 K18翡翠リング     今回は、リフォームです。

c0174330_21124275.jpg
以前にこのリングにリフォームされたそうなのですが、気に入らなくて、あまり使わなかったとの事。 可愛くない。

c0174330_21131210.jpg
リングのボリュームに対して、腕の下部が細すぎます。

c0174330_21133028.jpg
可哀想ですが、糸ノコで切って石を外します。

c0174330_21361578.jpg
ひどい落書きですが、絵よりも言葉で雰囲気は伝わりました。

c0174330_21373910.jpg
今回は、ロストワックス。リングサイズを合わせ、石位置、高さを出し、どんどん削ります。
c0174330_21375799.jpg
c0174330_21381789.jpg


c0174330_21384218.jpg
写真が抜けましたが、鋳造後、軽く仕上げて、爪をロウ付けしていきます。使い方も考慮して、太めの10本爪です。

c0174330_2139261.jpg
c0174330_21392582.jpg
ロウ付け直後は、酸化膜で黒いですが、酸洗いをすると、黄色くなります。

c0174330_2140195.jpg
形の確認。

c0174330_21401977.jpg
刻印を打ち。

c0174330_21404061.jpg
石留めをして。

c0174330_21411045.jpg
c0174330_21413426.jpg
仕上げをして、出来上がり! ぷるっといきました。気に入って頂きました。良かった!
c0174330_19105618.jpg
ねずみみたいですね。プラチナは、よく勘違いされているのですが、ごく一般的なPt900(プラチナ90%パラジウム10%)は、ごく一般的なK18(金75%銀15%銅10%)よりも”軟らかい”です。なので、強度が欲しいチェーンや金具は、普通Pt850が使われます。
この口金部分と蝶番の心棒とバチカンとの繋ぎの丸カンは、Pt900ハードプラチナを使いました。
この辺りから難しい作業が続くのですが、写真を撮りそびれました。

c0174330_1972899.jpg
裏に刻印を入れます。

c0174330_1963619.jpg
仕上げました。正しく卵。

c0174330_19364049.jpg
金剛砂(ガーネットの粒)で梨地(荒らし)にするので、テープでマスキング。

c0174330_1937740.jpg
荒らし終了。アウトラインは刃物でしっかり、荒らしとラインの境は、ぼかし にしました。

出来上がり!
c0174330_1951696.jpg
ぼかし で立体感がでました。

c0174330_19512989.jpg
この凹みに爪を掛けて開けます。

c0174330_19515630.jpg
裏の刻印。(写真を少し加工してあります。)

c0174330_19522341.jpg
蝶番。綺麗にいきました。

c0174330_19524981.jpg
c0174330_19532739.jpg
写真は裏表2枚入れられます。

c0174330_1954216.jpg
バチカンは開閉式。市販品をベースに造りかえました。

c0174330_19542980.jpg
写真の型紙を添えて。
今回は、ついついより良い技法を取り入れて造り上げました。一般市販品に、こんなに手を掛けるのは、んー 不可能です。 
大事にしてもらいや。


c0174330_19285075.jpg
修正前の銅製たまごと本番のプラチナたまご。


写真を嵌め込む板をロウ付けするので、その分切り取ります。

c0174330_19292538.jpg
写真を撮りそびれましたが、板をロウ付けして、余分をニッパーで切ったところ。

c0174330_19294972.jpg
c0174330_1930813.jpg
瞬間接着剤で裏表をくっつけて、仕上げて行きます。

c0174330_19302911.jpg
蝶番のパイプを合わせ込んでいきます。

c0174330_19305575.jpg
ロウ付け後開き具合のチェック。
c0174330_207226.jpg
中はこんな感じ、ワッシャー状の板をロウ付けしたわけです。

c0174330_19312158.jpg
各部を整え、口金を造り込んでいきます。口金部には、Pt900ハードプラチナ(プラチナ90%パラジウム7%ルテニウム3%)を仕込みました。強度がまるで違います。

c0174330_1932419.jpg
c0174330_19322664.jpg
c0174330_1933790.jpg
出っ歯です。
つづく
c0174330_1435576.jpg
Pt900ロケットペンダント 写真などを入れておけるペンダントネックレスです。久々に 相当な造り込みをしました。写真いっぱい有ります。
c0174330_14482414.jpg
お客さんに描いて頂いたイラストは、左上の顔がついたような絵でした。最終的には、真ん中の絵に決定。要望としては、
1、写真を入れられる「たまご」の可愛いロケットペンダント。
2、素材は、プラチナ。
3、バチカンは、どこにでも付けられるように、開閉式。
4、奥様への記念のプレゼント。
との事。
打ち合わせを終え、造り方も見積もりも出し、制作に掛かりました。
しかし、いざ造り出すとロストワックス製法の予定でしたが、職人魂でしょうか、地金からでないと我慢出来なくなりました。しょうがない。

c0174330_15154767.jpg
打ち出しで十分な形状ですが、金型を造ってプレスでいきました。

c0174330_15161243.jpg
c0174330_1516366.jpg
取り敢えず、こんな感じで。

c0174330_1518063.jpg
試しは、銅板で。十分なましてから。

c0174330_1518444.jpg
12トンプレス。鉛のインゴッドの上にプレス。

c0174330_15194781.jpg
c0174330_15203237.jpg
2枚造って、必要な部分を切り出し合わせてみました。 膨らみが足らんなー。

c0174330_15205454.jpg
削り直しました。

c0174330_1521585.jpg
また銅板を打って軽くバフ掛け。 おーこれだろー。

c0174330_15301771.jpg
本番のプラチナ(Pt900パラジウム10%)6ミリ角棒です。鉛筆より少し細いぐらい。

c0174330_15304184.jpg
バリが立った切り口を溶かしつつ、なまし。顔が暑いです。

c0174330_1531434.jpg
金槌とローラーで0.5ミリ厚に。

c0174330_15315740.jpg
純銅ほど軟らかくないので、出来るだけ形を近づけておきます。またなまして。

c0174330_15321466.jpg
ばっちり!

つづく。
c0174330_1932282.jpg

ジュエリーデザイナーの紹介です。
福原 佐智(フクハラサチ)ブランド名「Sachi」 
日本ジュエリーデザイナー協会会員(JJDA)
独自の世界観を持たれた著名なデザイナーさんです。

この方の作品をもう30年近く制作してきました。
福原さんがデザイン画を描き、その絵を見て私が造るという訳です。
作品も本人も個性的で素晴しいです。
数多くのスタッフと日夜忙しくしておられます。
ふとネットへの紹介の話しが出て、了解を頂きました。
資料として相当な数の写真が残っていますので、少しずつ紹介したいと思います。

写真は「珊瑚、ダイヤ、ルビー、サファイア、オパール、Pt900、K18、アクリル」が素材のリングです。かなり特殊なリングです。
c0174330_1934526.jpg
c0174330_1941578.jpg


スタートは、これ。
c0174330_1944268.jpg

「Sachiその1 珊瑚アクリルリング」
近い内におおよその制作工程(意匠登録済み)を紹介したいと思います。

COLNAGO Arabesque(コルナゴ アラベスク)の私のパートの仕上げです。

c0174330_1664990.jpg
素晴らしい焼付け塗装です。塗膜も厚く硬度も十分。

c0174330_16165312.jpg
塗料溜まりの分、エンブレム裏面の周囲の角を削り、足付けをしっかりします。

c0174330_16185970.jpg
塗装面にも足付け。

c0174330_16194721.jpg
今回は、エポキシ接着剤(デブコン)を使用。空気が入らないように嵌め込み、半分固まった辺り(表面張力が効く内に)で、アルコールを含ませた綿棒で はみ出た部分を拭き取ります。

c0174330_1629265.jpg
さあ、仕上がりました。無事 目黒に送りました。もう乗っておられるでしょうね。
レストアの詳細が雑誌に載るそうです。

c0174330_16412065.jpg
BBの裏は、こんな事になってました。
楽しい仕事でした。まだ余分に造ったエンブレムが残っています。こちらにご連絡下さい。ビンテージ自転車屋エクスバイシクル


c0174330_16464386.jpg